(アングレーム国際漫画祭でのひと悶着)
Panel 1 | |
皆さん、こんにちは。 今、フランスのAngoulemeで開かれている国際漫画祭に居る。 ここで、ちょっとしたことがあったんだ。 | |
Panel 2 | |
日本の皆さんと、こういうふうに日本ブースをしつらえた。 作業が終わったので、昼メシを食いにいったんだ。 | |
Panel 3 | |
戻ってきたら、こうなっていた。 誰かが印刷物を車に積み込んでどこかに持っていった。 そこで、記者会見を開いていたところ、Provocateur(挑発男?)が現れた。 | |
Panel 4 | |
ジャジャーン。Provocateur現る。 | |
Panel 5 | |
@ 背広姿の日本人(論破プロジェクト実行委員長・藤井実彦氏 A ラフな服装の日本人 B ニコラ・フィネ(Nicolas Finet)漫画祭主催者(アジア担当) とします。
親父「あなた、誰?」
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Panel 6 | |
親父「ちょっと待てや。穏やかに話そう。ここにあった物を誰かが車に持ち込み持っていった。盗まれた。あんたがやったのか。」
B「いや、証拠としてオフィスに持って行った。法的措置をするためだ。」 親父「じゃ、"証拠"を持っていったのか。あれは我々のものだ。戻せよ。」 という会話が続く。 |
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Panel 7 | |
親父「"証拠"は警察に引き渡したのか?」
B「いや、そうではないが、弁護士を呼びたければそうしろ。おれは、この場の責任者だ。もう(日本ブースの開催は)終わりとする。」 (Bはいささかコーフンして、まくしたてている。) |
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Panel 8 | |
親父「ここにあったテキサス州旗とフランス国旗も持っていったな。あれはあんたらのものじゃないぞ。」
メガネのフランス人「これは政治的なイベントではないので・・・」
親父「それはわかるが、まず盗品を戻せよ。」 その間、Bは展示物を勝手に撤去しようとする。このあと、看板も勝手に下ろす。 |
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Panel 9 | |
B"This is shit(クソ)"
A「今、クソと云ったな。] B「ああ、云ったさ。」 A「どういうことだ」 親父「もちつけ。」 |
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Panel 10 | |
@背広姿の日本人が「じゃあ、なぜ、韓国のチュク長官の会見は許して、我々には会見を許さないのか。ありえないでしょ」と食い下がるが、仏人らは、とりあわない。
Bは「おれの許可がないと会見は開けないんだ。ルールに従がえ。おれは聞いてないぞ」と居丈高。 A「あんた、韓国にinvited(招待)されたのか」
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Panel 11 | |
メガネのフランス人は「これは政治的なイベントではないので・・・」と繰り返すばかり。 | |
Panel 12 | |
「あんあたの許可が必要とは)知らなかった。」 「ジュリー(スペル不明)を呼んでくれ。彼女に話をしたのだ」 と日本人二人は説明をするがフランス人らはとりあわない。 | |
Panel 13 | |
どうだい。面白かったかい。アメリカに帰ったら追加情報を提供するよ。 |
HP管理人が考える問題点:Bは突然、日本ブースにやってきて、自分の身分証も見せずに居丈高に「会見中止」を指示、「展示の中止」も指示、展示物に勝手に手をつけた。(撤去作業を日本側に、やらせなかった)
Bは「ルールに従がえ」と云うが、自分がどのような立場の人間か身分も示さずに口頭で指示、展示中止命令のような文書を日本側主催者に渡していない。
少なくとも日本の主催者側に落ち度はない。どこの誰とも分からぬ輩が突然ブースに押しかけてきて、「会見をやめろ、展示もさせない」と居丈高に振舞って、それに従がうべき道理はない。
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